2013年2月24日日曜日

食事療法(カーボカウント)

カーボ(炭水化物)カウント法には「基礎カーボカウント」と「応用カーボカウント」があります。

「基礎カーボカウント」
1日に摂取する炭水化物量を一定にして、各食事での摂取炭水化物を決め、血糖コントロールを行う方法です。
対象患者さんは、2型糖尿病患者(経口血糖降下剤使用患者)、妊娠糖尿病、インスリン2回注射法の1型糖尿病患者などです。

「応用カーボカウント」
食事中の炭水化物量に合わせてインスリン量を調整する方法です。
対象患者さんは、1日に3-4回インスリン注射を使用している1型糖尿病患者さん( 2型糖尿病患者でも可)。インスリンポンプを使用している1型糖尿病患者です。

炭水化物の量だけに気を付けて蛋白質や脂質をたくさん食べては、糖尿病のコントロールは良くなったが心筋梗塞になったり、腎不全になったりして意味がありません。医師や栄養士に相談して下さい。


蛋白質と思っている食べ物にも炭水化物が入っています。

たとえば、餃子やハンバーグ、鳥の唐揚げを食べても血糖は上がります。
下の餃子の具には炭水化物はほとんどありませんが、皮に炭水化物が含まれています。
ハンバーグにもパン粉や牛乳などの炭水化物が含まれています。
鳥の唐揚げには衣やタレに炭水化物が含まれます。ちなみに、焼き鳥には炭水化物は含まれていません。





 
 

 
 
 

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